松井玲奈さんが22日、都内で行われた映画「よだかの片想い」のプレミア舞台あいさつに出席。その模様のニュース動画が、YouTubeのオリコン公式チャンネルで公開されました。

俳優の松井玲奈が22日、都内で行われた映画『よだかの片想い』(9月16日公開)のプレミア舞台あいさつに出席した。作風になぞらえて“初めての片想い”を明かした。

新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト「(not) HEROINE movies」。第2弾作品となる本作は、遅い「初恋」を通して成長する女性の内面をみずみずしく描く。

小説家としての顔も持ち、読書好きとしても知られている松井は、かねてより原作者・島本理生氏のファンであることを公言しており、『よだかの片想い』は松井が初めて接した島本作品だったという。

もし実写化される時は、是が非でもヒロインのアイコ役をやりたいと、熱望し続けていた松井は「やっと一つの夢がかなうような気持ち」と充実の表情を浮かべる一方で「大好きな作品、大好きなキャラクターを演じきれるのか不安な気持ちもありました」と素直な胸の内を明かした。

さらに作風にちなんだ“初めての片想い”を問われた松井は「『FINAL FANTASY X』というゲームが好きで、その主人公のティーダという少年が大好きでした」と回答。続けて「二次元なので実ることなく、ずっと片想いをしていました。私も大好きなヒロイン・ユウナを守ってくれて“私の好きな人を守ってくれる好きな人”という屈折した歪んだ片想いでした(笑)」と自虐気味に語り、観客を笑わせていた。

舞台あいさつにはそのほか、中島歩、脚本の城定秀夫氏、安川有果監督が出席した。

松井玲奈、二次元キャラに“歪んだ片想い”「私の好きな人を守ってくれる好きな人」 – YouTube

映画「よだかの片想い」

公開日

2022年9月16日

出演者

松井玲奈 / 中島歩
藤井美菜 / 織田梨沙 / 青木柚 / 手島実優
三宅弘城

スタッフ

原作:島本理生「よだかの片想い」(集英社文庫刊)
監督:安川有果
脚本:城定秀夫
主題歌:角銅真実「夜だか」(ユニバーサル・ミュージック)
音楽:AMIKO
企画協力:グリック、SPOTTEDPRODUCTIONS
制作プロダクション:ダブ
©島本理生/集英社 ©2021映画「よだかの片想い」製作委員会

内容

映画の物語の主人公は、理系女子大生の前田アイコ(松井玲奈)。彼女の顔の左側にはアザがある。幼い頃、そのアザ をからかわれたことがあり、恋や遊びには消極的になっていた。しかし、「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ 本の取材を受けて話題となってから、状況は一変。本の映画化の話が進み、友人の編集者・まりえの紹介で、監督の飛 坂逢太と出会う。初めは映画化を断っていたアイコだったが、話をするうちに彼の人柄に惹かれていく。飛坂への片想い を自覚し、不器用に距離を縮めていくアイコ。しかし、飛坂の元恋人の存在、そして飛坂は映画化の実現のために自分に 近づいたという疑心暗鬼が、アイコの「恋」と「人生」を大きく変えていくことになる・・・。

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